Recycle Business リサイクル事業

高度資源循環型企業を めざして

関西リサイクルシステムズでは、家電リサイクル法に基づき、関西圏(大阪/京都/奈良/和歌山と滋賀の一部)で排出される家電4品目の解体及び素材回収を行っています。 21世紀の資源循環型社会にふさわしい、先進のリサイクルプラントとして「人と地球に価値ある高度資源循環型企業」をめざします。

家電リサイクル法とは
  1. (1)資源循環型社会への貢献

    家電製品の自己循環型マテリアルリサイクルを推進し、高品質の再生素材を社会に循環させます。

  2. (2)新製品のリサイクル設計に寄与

    プラントで得た情報やノウハウを設計開発部門にフィードバックし、新製品のリサイクル性を向上させます。

  3. (3)環境経営の推進

    回収素材の付加価値を高め、徹底した廃棄物の削減と再商品化率の向上に努めます。

  4. (4)環境教育等を通じた社会貢献

    工場見学を中心とする「環境教育」をはじめ、社会貢献活動を積極的に行います。

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自己循環型マテリアルリサイクル

当社では、シャープ(株)と共同開発したプラスチックの自己循環型マテリアルリサイクル技術をもとに、使用済みの家電製品から回収したプラスチックを、シャープの新しい家電製品の部材として繰り返し再利用する取り組みを進めています。開始当初の2001年、40tだった出荷量は、用途の多様化により需要が増加。現在では1,000t以上となっています。

  1. シャープ株式会社で製造された家電製品は、お客様のもとで使用されます。
  2. お客様が廃棄した使用済み家電製品は関西リサイクルシステムズに集約されます。
  3. 関西リサイクルシステムズでは家電の解体と部品の回収を行います。
  4. 家電は破砕樹脂にまで解体され、再生加工メーカーに運ばれます。
  5. 再生加工メーカーにて破砕樹脂は再生ペレットに加工されます。
  6. 再生ペレットはシャープ株式会社に納入されます。
  7. シャープ株式会社では再生ペレットを家電製品の部品へ成形します。
  8. 組み立てられた新しい家電製品は、お客様のもとへ届きます。
自己循環型マテリアルリサイクルを説明した図

自己循環型マテリアルリサイクル部品

家電製品の自己循環型マテリアルリサイクルを推進し、高品質の再生素材を社会に循環させます。

  • 洗濯機 水槽

  • 冷蔵庫 運搬取っ手

  • 冷蔵庫 仕切り板

  • 冷蔵庫 底カバー

ITによる管理システム

回収した家電製品を安全かつ効率的にリサイクルするために、IT技術を駆使した複数の管理システムを採用しています。

  1. (1)操業管理システム

    回収した家電に関して、コンテナの総量、家電一台ごと、解体後の出荷物の種類(鉄/非鉄など)ごとなど細かなタイミングで重量を測定し、サーバーで一元管理しています。

  2. (2)冷媒フロン回収量測定システム

    エアコンや冷蔵庫などに使われるフロンに関しては、回収ボンベの重量変化を常時パソコンに記録するとともに、 回収データを操業管理システムで集中管理。また冷媒フロンを回収したボンベは管理責任者を選定し、厳格な保管管理をしています。

  3. (3)安全監視システム

    赤外線放射温度計など約130箇所の計測器やセンサから得られた各種データを24時間連続で監視。異常時にはモニターにアラーム表示し管理者にメールを発信します。社内のパソコンからモニタリングが可能です。

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